2014年01月19日
スペシャルティコーヒーの誕生
coffee shop Majya 新春カルチャー企画
「宮古の歴史を聞く」は、スペシャルティコーヒーを
味わいながら限定8名様とともに
宮古の歴史を紐解くという企画です。
1月24日(金)19:00~21:30
coffee shop Majya
会費2,000円
夫婦・カップルは2人で3,000円
☆彡限定8名様
講師:與那覇 淳
「宮古の歴史を聞く」では
J.C.Q.A認定のコーヒーインストラクター
千賀子さんが淹れるスペシャルティコーヒーが
参加者に振舞われますが
スペシャルティコーヒーと
一般のコーヒーとはどう違うのでしょうか。
日本スペシャルティコーヒー協会によると
①生産圏で栽培管理、収穫、生産処理、選別、品質管理が
適正になされ、欠点豆の混入が極めてすくないこと。
②適切な輸送と保管により劣化のない焙煎豆であること。
③適切な抽出により、カップに生産地の特徴的な風味が
表現されていること。
それでは、どのようにスペシャルティコーヒーが
誕生したのでしょうか。
1978年、米国のkunutsen coffeeの代表者Ema kunutsen女史は
コーヒーの国際会議で特別の地理的環境がもたらす風味特性を
備えたコーヒーに対して「スペシャルティコーヒー」という名称を用い
その存在を提唱しました。
70年代当初、コーヒーの最大の消費国である米国では、質より量の供給に
重きが置かれていました。
こうした量と低価格を至上とする流れは
生産者の収入と地位を低下させるとともに
急激にコーヒーの価値を落とし
不味いコーヒーの流出により
ソフトドリンクの台頭とも相まって
消費者のコーヒー離れが進むことに繋がりました。
こうしたなかで、各国のコーヒー業者は
量偏重の反省のもと、生産地に赴いて生産者に
魅力的な風味特性を持つコーヒーを求める消費者の
品質基準を示して、良質のコーヒーに付加価値を支払いました。
生産国では、貧しさから自然破壊、児童就労などが行われていました。
品質に対して、それなりの対価を支払うことにより
生産者の生活も保証され、消費国で称賛されるような品質が
生まれたのです。
このように、スペシャルティコーヒーは自然環境を尊重し
人道的な取り組みによって生産されるようになりました。
こうして生産されたコーヒーが、さきほど述べたような
一貫した管理のもとに、coffee shop Majyaの
千賀子さんのような 専門家によって抽出されることで
際立つ印象的な風味特性を持つコーヒーが誕生するのです。
24日の「宮古の歴史を聞く」では
オーナーの前泊 究さんと千賀子さんの
真心を込めたスペシャルティコーヒーが
参加するみなさんに振舞われます。
もちろん、コーヒーが苦手という方には紅茶などを
ご用意させていただきます。
みなさんには、コーヒーの奥深い魅力的な世界を
楽しんでいただきたいと思います。
受付・問い合わせは
090-9471ー7470(よなは)または
0980ー79-0621coffee shop Majya まで
お気軽にどうぞ。お待ちしています。
Posted by ジュネ at 00:59│Comments(0)
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